お問い合わせで一番多いのが「REDとBROWNのどっちを使えばいいの?」という内容です。

発売前の実験段階では、ミネラル酵素の黒赤と呼んでいました。「黒」には、真っ黒な沈殿物があるからです。「赤」は、液体の色が赤っぽいからです。見た目ですね。

商品化するにあたり黒と赤をどのように表現するか? もちろんBLACKとREDが浮かびました。REDはいいのですが、BLACKには違和感を感じました。黒いのは沈殿物であり、投入すると茶色になる。それならBROWNだね!ということで、やっぱり見た目になりました。ディスカスの赤系には「RED」が使われるしSymphysodon aequifasciatus axelrodiはBROWNなのでディスカス愛好家に馴染みがある言葉です。ということで、REDとBROWNは、ディスカスの品種やタイプとは関係ないネーミングなのです。

REDとBROWN違い

濁り

まず、最も違うのは、添加直後の飼育水の濁りです。REDの原液は薄い赤色ですが、飼育水に添加すると無色透明です。
BROWNは、添加するとディスカスが見えなくなるくらい濁ります。まるで泥水です。こんな感じですクリック

原材料が違う

REDは、フルボ酸の原材料の一級部分を使用して作られます。沈殿物は取り除かれて廃棄されますが、他業界で利用されます。

BROWNは、REDよりもワンランク下の原材料で作られます。しかし、この原材料には有用な鉱物が含まれています。

REDは、フルボ酸の高濃度タイプ

BROWNは、フルボ酸に有用な鉱物を含むタイプ

人気度

2年以上JGSメンバーが実験使用してまいりましたが、REDとBROWNの需要は半々といった感じです。半々といっても一人のユーザーがREDかBROWNのどちらかに固定しているのではなく、REDを使用した後に次はBROWNを使ってみたり、REDとBROWNを併用したりしています。

お勧め

どちらも安全に使用していただけますが、BROWNの濁り方はディスカスが見えなくなるほどなので、最初はびっくりするかもしれません。茶色い煙幕にディスカスも後ずさりするほどです。この濁りが透明になっていく変化が楽しいというユーザーも多いです。ディスカスだって最初は後ずさりしても2回目3回目には、煙幕の中に自ら入って行くほど気に入っちゃいます。

とは言っても、「こんなに濁ったディスカス水槽は見たことが無い」というほどBROWNは濁りますので、最初はREDを試してみてください。